「売れる商品の共通点」9兆円を売り上げた商品開発の原則

こんにちは、ゆうきです。

突然ですが
「売れる商品」には共通点があります。

それは
「お客さんにどうなってもらいたいか?をベースに商品を作ること」
です。

自分が作りたい商品ではなく
お客さんの何を解決するものなのか?
「誰に」「どんな価値」を提供するものなのか?

これに沿って商品開発することで
とんでもない売り上げを出していくことができます。

例えば
キリンビール

氷結やキリンスタイルフリーなど
CMでよく見る知らない人はいない商品を世に出している会社です。

今回
氷結、キリンスタイルフリーの商品開発に携わり
総額9兆円の売り上げを出された
マーケターの和田徹さん
の講演会で学んだことを通して

具体的な売れる商品開発についてお話ししていきます。

売れる商品開発の鉄則はこれです。

お客さんの悩みや課題を解決したり
こうなりたい!という夢や欲望を叶えられると思う
商品を作っていくこと。

売れる商品とは
「商品を通してお客さんに幸せになってもらいたい」
というのがベースにあります。

このわかりやすい事例が

「キリンスタイルフリー」です。

この商品のコンセプトは「飲酒運転をなくす」です。

きっかけは実際にあった飲酒運転事故でした。

家族5人の乗った車が飲酒運転の車に激突されて、3人の子供の命が奪われる事件がありました。

とても悲惨な事故でした。

お酒を飲まないで運転してくれと法律で縛っても、お酒を飲んでしまう人たちが出てしまう。

飲酒運転を撲滅するためには、お酒をなくすしかないのか。。

でもそうしたらお酒を楽しんでいる人たちが悲しむ。

お酒と車社会の共存、これを実現するためには?

飲酒運転で命が失われないようにするためには?

お酒を楽しめる世界でも、みんなが幸せに生きられるようにするにはどうすればいいか?

そこで生まれたのが
ノンアルコールビールの「キリンスタイルフリー」です。

それまでノンアルコールとして売られていたものは全部、アルコール度数1%未満で
少なからずアルコールがある商品でした。

だからこそ、完全に
アルコール度数0.00% の商品を作る必要があった。

この構想をもとに商品を作り世に出したところ、
大ヒットになりました。

完全アルコールなしのお酒というのがそもそも世の中になかったのもありますが

「お酒を飲んでも人の命が失われない」という未来をつくりました。

これまで車を運転するからお酒は控えないと、、
と我慢していた方も楽しめるようになりました

何より、
飲酒運転を減らし、お酒を楽しめる人たちを増やしていった。

これが

「お客さんにどうなってもらいたいか?をベースに考えた商品開発」です。

商品を作る上で、ついつい
「今の自分が持ってる知識・ノウハウでできることは何か?」
を考えがちです。

僕も昔はそう考えて、自分の都合ばかり考えた商品やサービスを作っていました。

結果、売り上げも上がらず

「なんで商品売れないんだぁぁっぁ。。」

と嘆く日々でした。

ただ今思うと、

「お客さんにこうなってほしい」

「お客さんのこの悩みを解決したい」

これをまず考えて
その後に

「自分は何が提供できるか?」

を考えるべきだったなと思います。

まずはお客さんの悩みや願望を調べること

些細なことで構いません。

朝もう少し寝ていたいな。。

外で歩く時、少しでも疲れたくないな。。

勉強を毎日続けられるようにしたいな

何でもいい

些細な悩みを拾って
それに対して自分は何を提供していけるか?
を練習していく

簡単にYoutube動画を出してもいいと思います。

その動画で反応が良かったら
商品を作っていく

そんな感じで
テスト感覚でやっていっても全然成果は出てきます。

まずはお客さんを知ることから始めましょう